わたしたちの保育園は、キリスト教保育を中心にしています。
『ひかりの子らしく歩きなさい』（聖書・エペソ5:8）。
　この言葉は、子どもたちが神さまを敬い、人々を愛する者となり、心と身体および知識が調和を保って成長するようにとの内容です。時代がどのように変わろうとも、変わらない神さまの愛によって、子どもたちに保育を行いたいと願っています。また、その神さまの愛を受けるにふさわしい心と体の成長を願っています。

　厚生労働省の「新保育所保育指針」、キリスト教保育連盟の「キリスト教保育指針」などにより、日々の保育を展開しています。
　もちろん、保育の目標は、文字をおぼえたり、音楽や絵画の技術的なことを修得させることではありません。保育中の生活を通して、自分たちの生活に必要なことを知り、それを自分たちの生活の中であらわしていき、また友だちとの生活を喜びあうことが大切だと願っています。
　具体的な保育の目標などにつきましては、毎月の保育園だより「めばえ」によってお知らせしています。

　乳幼児期は、すべての面で、すばらしい発達をとげる時期です。また、すべてがあそびの世界でもあります。子どもたちの世界を大切にして、また保育環境に積極的にかかわりをもてるような配慮を保育計画の中で考えています。
　しかし、同時に、個人差のきわだつ時期でもあり、社会性のめばえとともに、集団での生活に多くの事を学ぶ時期でもあります。当保育園としましては、これらの事も配慮しつつ、また行事などによる季節感を伝えながら、保育を進めています。